レンタル予約した振袖をキャンセルする際にかかる費用の目安を確認しよう!

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/11/16


お気に入りの着物を見つけてレンタル予約をした後に、友達と被ってしまっていることに気づいたり、予約した着物よりも着たい着物を見つけてしまったりすることは少なくありません。そこで気になるのが、予約キャンセルできるのか、その場合にかかる費用はいくらなのかです。キャンセル費用やルールは予約前にしっかり把握しておきましょう。

振袖レンタル費用の目安

普段から振袖は着なくとも、「成人式や友人の結婚式といった特別な日には振袖を着たい」と考える方は多いでしょう。自分の振袖を持っていないなら、レンタル利用が便利です。振袖は購入する場合には高価なイメージがありますが、レンタルの場合、相場はどれくらいなのでしょうか。

振袖のレンタル料金はお店やセット、条件によって金額が変わるので、予算に応じたものを選ぶ必要があります。振袖だけの場合、一般的に3~8万円ほどでレンタルが可能です。

一方、前撮りを含めた着付けやヘアメイク、セットでのレンタルの場合、相場は25万円前後となります。振袖の購入相場は30万円から40万円ほどなので、レンタルによって安くて8万円で済むとなれば、とてもリーズナブルに感じることでしょう。

しかし有名作家の作品となると100万円にもなる場合があり、新品オーダーのレンタルとなると購入でも差がないという場合もあります。デザイナーや生地の素材、加工の違いや仕立ての有無によっても料金が左右されることは覚えておきましょう。

レンタルした振袖をキャンセルする際にかかる費用の目安

予約をした振袖でも一般的にはキャンセルは可能です。しかしここで注意しなければならないのがキャンセル料です。キャンセル料はレンタル料の何%というルールが定められている場合が多く、レンタル料が高いものほど高いキャンセル料を支払わなければならないことになります。

よってキャンセル料に相場というものはなく、自分が予約した振袖のレンタル料に依存すると言えます。キャンセル料の設定については店によって様々ですが、例えば利用日の30日前までは無料、29日~11日前まではレンタル料金の30%、10日~当日のキャンセルは100%など、店のルールが決められていることが多いでしょう。

キャンセルの申し出が早いほど安く、遅いほど高くなるのが通常です。30万円でレンタルした場合は9万円~30万の違約金がかかることになります。一度も袖を通さずキャンセルするのに何万、何十万円と支払うのは損でしょう。早めのキャンセルができれば違約金もなく、着られなくなってしまった振袖であってもまた別の誰かの目にとまれば借りてもらえる可能性もあります。

しかし、直前のキャンセルは本来レンタル料金がもらえるはずだった売上がなくなってしまうことで、店には大きな迷惑をかけることになります。キャンセルはできればしたくないものですが、契約の段階でキャンセルする場合にいくらかかるのかについては規約をしっかり読み、確認しておきましょう。

レンタルした振袖をキャンセルする際の注意点

振袖のレンタルについて、キャンセル自体は可能というお店は多く、ほとんどのお店がキャンセル料金の設定をしているでしょう。「振袖を着て行く予定だった会が中止になった」「予約をしていたけれど病気やけがをして振袖が着られそうにない…」そんなやむを得ない事情であっても「タダにしてほしい」は通用しないのがレンタルです。

キャンセルしたいと思った時点で、違約金は発生するかもしれないという覚悟は必要です。どうしてもレンタルをした振袖をキャンセルしたい場合には以下の点に気をつけましょう。

できるだけ早急にお店に連絡する

使用する直前に着られなくなったという場合には、キャンセルを決めたらとにかく早急にお店に連絡をすることが大切です。1日、2日遅かっただけでキャンセル料金が無料から有料になったり、違約金何万円と上がってしまうことがあります。迷っているうちに日にちが過ぎていってしまうことで、余分に支払いが生じるのは損です。他にも良い振袖を見つけて迷っている、という状態ならキャンセル料が無料のうちに連絡しましょう。

■キャンセルでなく変更なら可能な場合もある

振袖自体が不要になったというわけではないなら、キャンセルしなくても変更するという手があることも覚えておきましょう。振袖のレンタルは2年前から予約可能な場合もあり、お気に入りのブランドの着物をいち早くキープしておきたいという方も多いものです。

しかし、好みや流行が変わってしまい、「やっぱり別の振袖にしたい…」なんてこともあるかもしれません。そのような場合にはキャンセルでなく、変更を申し出るようにしましょう。もちろん、別の店を利用したいと言う場合には、キャンセル料を払う必要が出てきますが、同じ店で選び直したいという希望であれば承諾してもらえることが多いでしょう。

一般的には宅配レンタルの場合は発送前までは変更可能、お店であれば3ヶ月前であれば可能と言われています。レンタル料金については変更後の着物の種類によっては追加料金が発生したり、また逆に安く済むこともあるでしょう。

 

一度予約した振袖のレンタルをキャンセルするのは心苦しいですが、お店に迷惑がかかることを考えれば違約金がかかるのも仕方ないといえるでしょう。できるだけ早急にキャンセルを申し出ることでお店も自分も損害が少なくて済みます。着物選びは慎重に、キャンセルのないよう心がけたいものですね。

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