振袖姿をきれいに残そう!前撮りのための準備と当日の持ち物について
今や成人式でメジャーになっている振袖姿。女性の振袖への思いはとても熱いものがあります。事前リサーチをするために2~3年前から下見を行い、自分好みの一品を見つけようとしているのです。そして前撮りも人気が高く、結婚式や成人式には欠かせないものとなっています。今回は、前撮りのための準備などをご紹介していきましょう。
成人式の前撮りとは
成人式の前撮りは、式典の日とは別日に記念撮影をすることをいいます。成人式当日は式典への出席など予定がつまっていることが多いので、じっくり時間をかけての記念撮影は難しいです。
成人式のために好みの振袖を素敵に着こなし、ヘアスタイルもバッチリ決めているのに撮影する時間が限られているのは勿体ないでしょう。できればさまざまなシチュエーションで撮影をし、素敵な振袖姿を残したいものです。
そのような要因で成人式の前撮りは定着しつつあり、多くの女性が成人式の前撮りを行っています。とくに初めて振袖を着用する人は、前撮りをすることで振袖に慣れることがメリットです。
あでやかで美しい振袖は思った以上に重量があり、袋帯を結ぶので動作がしづらいもの。そのようなことからも、振袖に慣れるということは大事なポイントのひとつです。
前撮りに必要な準備や持ち物は?
前撮りを行う前に準備や持ち物チェックはしっかりしなければなりません。準備としては、まず睡眠をしっかり取り、体調を整えておきましょう。睡眠不足によって肌荒れを起こしたり、目にクマができたりすることがあります。
そして化粧のりを良くするために顔剃りは必要不可欠で、眉毛も整えておきましょう。また当日必要なものを揃えるために、チェックシートを作っておくのがおすすめです。チェックシートをつけることで忘れ物がなくなり、安心感につながります。
撮影当日はひとりだけの撮影であっても、できるだけ家族と一緒に行くようにし、緊張をほぐすことが望ましいです。家族といることでリラックスでき、家族も振袖姿を見る喜びが生まれます。
それからもうひとつ、振袖を着用するには袋帯をしっかり結ぶこともポイントなので、食事はひかえめにしておきましょう。食べ過ぎると、締め付けによって気分が悪くなる人もいます。洋服の感覚で食事をとってしまうと後悔することになるかもしれません。
チェックシートの項目
チェックするものは、着付けに必要なもの(振袖、袋帯、長襦袢、肌着、衿芯、腰紐4、コーリンベルト、伊達締め、帯揚げ、帯締め、前板、後板、足袋、タオル6、足袋、)となりますが、振袖をレンタルや購入することで、すべて無料レンタルとなる特典がついています。
あと必要なものは、振袖に適した草履、バッグ、髪飾りなどです。無料レンタルはショップによって異なるので、事前に確認しておきましょう。
前撮り当日の服はシャツやブラウスなどがおすすめ!
それでは前撮り当日の服装について考えてみましょう。
服装は前開きのものが望ましい
振袖を着用するためにヘアセットをしているので、被り物の服はNGです。季節的にもハイネックの服を着る人も多いですが、脱ぐときにヘアが乱れてしまいます。そのため、前開きになっているシャツやブラウスが望ましいです。
とくに被り物のタートルネックなどはNGとなります。また、振袖を着用する際の下着は洋服用とは異なるので、下着も脱がなければならない可能性があるのです。そのようなことも踏まえて、下着も脱ぎやすいものがよいでしょう。
足袋にはき替えることになりますが、ほとんどの人がはきづらいと感じるはずです。手間取ったりしないように、ストッキングなどは予めはかないようにするのが賢明です。
アクセサリーはひかえる
前撮りに行く日であっても、女性はおしゃれして外出したいものです。けれど着物は基本的にNGのアクセサリーが多く、ネックレスやブレスレットは好ましくありません。着付けをするのが分かっているので、できるだけアクセサリーはひかえるようにしましょう。
外してなくしてしまう可能性もあるので、前撮りの日は我慢してください。着物のアクセサリーとしては、帯留めやヘアの髪飾りなどが主流であって、リングもあまり大きな石のものはふさわしくありません。
食事は食べ過ぎない
食事もひかえめにして食べすぎないようにしましょう。ただし、空腹の場合は気分が悪くなる可能性があるため、食事を抜くというのはよくありません。
まとめ
ここまで前撮りのための準備と当日の持ち物についてご紹介しました。素敵な振袖姿を写真に残すには、やはり前撮りは必要です。当日が大事な日であっても、前撮りをして記念写真を多く残すのも大切な日となります。
そして着物は洋服と違って、体調の良し悪しが大きく影響することがあるのです。
とくに格の高い振袖を着用するのは時間も手間も掛かり、着用してみると窮屈感が否めません。
着崩れを防ぐために着付けはしっかり行うため、ある程度の締め付け感は誰もが感じることです。そのようなことを考えれば、前撮りのためにしっかり準備をし、持ち物チェックは早めにしておきましょう。